2012年9月8日土曜日

Akıl Oyunları

トルコからパズル雑誌が届きました。



トルコのパズル作家、Serkan Yurekliが季刊で発行するペンシルパズル専門誌「Akıl Oyunları」(英語でmind gamesの意味)です。こちらにオンライン版の目次(兼パズルのルール説明)がありますが、ビルディングパズルやバトルシップ、カックロやヤジリンからそのバリエーションまで多彩な数理パズルが出題されています。


実は縁あって、今回の号からこちらにパズルを出題させていただくことになりました。
出題するジャンルは自由。初回は何がよいかなと思ったのですが、JZCでも出題した「美術館の壁」のルールを少し変えて出題することにしました。


掲載ページはこんな感じ(問題は隠してあります)。こちらに英語版のルールがありますが、ざっくり言ってしまうと美術館の答えになるように、指定されたポリオミノを配置するパズルです(回転・反転可)。盤面は分断されてもいいです。ただし、タテヨコナナメにポリオミノが接触したり、ほかの照明に照らされる照明や照らされないマスがあってはいけません。
今回、雑誌掲載サイズということで、ペントミノを全て使った問題を載せていただきました。ちょっと変わった黒マスの発生原理を楽しんでもらえればいいなあと思います。

個人的には次号以降もちょっとマイナーなパズルを作りたいですね。
自作のパズルはさておき、それ以外にも世界各国のパズル作家が毎回いろいろなパズルを出題していて、とても楽しい雑誌です。特に、かつてのパズラーのようなバラエティ数理パズルが好きだった方は、きっと気に入ると思います。どうしても英語(雑誌自体はトルコ語ですが、英語版のルールがオンラインで確認できます)のハードルが問題になってしまうのですが、ぜひ一度、公式ページをチェックしてみてください(参考までに、年間購読は4冊25ユーロ=約2500円です)。

ちなみに発行は2・5・8・11月の上旬なのですが、作者への掲載誌発送は諸事情により一ヶ月遅れで、ここに書くのも一ヶ月遅れになったのでした。

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